[仮面高血圧](07/09/30)特徴的な症状と血圧の正しい測り方が知りたい 特徴的な症状はない。医療機関で24時間の血圧測定をしてみては (獨協医科大学副学長循環器内科 松岡博昭) 仮面高血圧や隠れ高血圧とは、病院などの医療機関で測定すると血圧が正常なため、本当は家庭や職場などで高血圧であることが隠されてしまう病気です。 一般的には家庭で血圧を測定することで発見できます。 血圧は1日の中でも変動します。通常、早朝に上昇し、以後、徐々に下がり、夜、就寝中に最も低くなります。 【薬を服用している場合朝、服薬前の血圧測定が必要】 家庭では血圧が高いのに医療機関で信頼している担当医が測定するときにはリラックスしているので低くなるということもあり得ます。 もし、薬で治療されている場合には、薬を朝飲むと、日中測定する血圧は薬の効果のために低く、夜間は薬の効果がなくなって血圧が高くなっている可能性があります。 そうだとすると、翌朝、薬を飲む前の血圧が高いのか、正常なのかを調べる必要があります。 このような場合には朝の血圧も高くなっていると考えられるため、朝、服薬前と夜の血圧を測定してください。 そのほか、薬は効いていても食事、飲酒、喫煙、排尿、排便、入浴、運動、ストレスなどの生活習慣によっても血圧が一過性の変動を示します。 また、座位よりも臥位(横になる)だと血圧が高くなる病気もあります。ですから、夜間は臥位、日中は座位で血圧を測定すると夜間の血圧が高いということもあり得ます。 血圧が急激に上昇する場合には、頭痛、動悸などの症状が見られることがあります。 しかし、多くの場合、仮面高血圧を含めて高血圧の特徴的症状というものはありません。 高血圧(仮面高血圧)は放置しておくと突然、脳卒中や心筋梗塞などになることがありますので、高血圧はサイレントキラー(静かなる殺し屋)とも呼ばれています。 【家庭用血圧計での正しい測定法】 【(1)家庭用血圧計の場合】 上腕用の血圧計を用いる。 【(2)回数】 通常は朝、服薬前1回でいいのですが、このようなケースでは、朝晩の1日2回。 【(3)姿勢と位置】 お手洗いを済ませ、安静(数分間)の座位で、左上腕にカフを巻き、カフの高さを心臓の辺りに保持して測定するようにする。 【(4)計測前に避けるもの】 血圧は喫煙やコーヒーを飲んだあとなどは一時的に上昇するので、測定する30分くらい前からはこれらを避ける。 薬や生活習慣で思いあたることがなく、血圧も日中と同じように測定しても夜間だけ高いということであれば、自動血圧計を24時間装着するという方法もあります。 20〜30分ごとに24時間にわたり血圧が測定できますので、どのようなときに高くなるのか担当医に相談して、一度24時間血圧を測定されてみてはいかがでしょうか。 ご感想・ご質問
健康相談 バックナンバー
|
ここから広告です 広告終わり 健康・企画特集病院検索症状チェック
一覧企画特集
BOOK
メディカル朝日どらく
朝日新聞社から |