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広島の声

「直爆」は「直接被爆」のことで、原爆投下の際、当時の広島・長崎市内やその隣接区域で、直接被爆したことを示します。

直接被爆・距離1.7km(比治山) 手島信行さん
私は後ろは焼けて裸の状態。後頭部が痛いので手を当てると髪の毛が焼けてない。背中も激痛がする火傷をしていた。
直接被爆・距離0.7km 高芝淑夫さん
痛痛しい手首の筋肉に食いこむようにして残されている友人の腕時計に目が止まった。針は8時15分を指していた。
直接被爆・距離2km(二葉の里) 増村幸子さん
「お父ちゃん、熱うなった。もう駄目じゃ。早う逃げてお母ちゃんを助けてあげて!!お父ちゃん早う逃げてくれーっ!」
直接被爆・距離1.8km(皆実) 平田泰昌さん
火花が混じった白い雲のようなものを見たと思った瞬間に家屋が倒壊し目の前が真っ暗になった。
直接被爆・距離1.5km(西観音) 川崎優さん
軍医が傷口を炎天下の野外で麻酔なしで縫合してくれた。真っ赤に焼けた火箸で傷口をえぐるようなその痛さで絶叫した。
直接被爆・距離2km(二葉の里) 池田健三さん
山を越えて裏山の方へ行くと身体じゅう火傷をして皮膚がめくれ人の姿をなしていないような大勢の人が避難して来るのに出会った。
直接被爆・距離2km(荒神町) 清水信雄さん
両親、祖父が死亡、小学校2年生で長男と二人、生活保護での自炊生活が始まった。
直接被爆・距離0.8km(八丁堀) 舟坂安則さん
あちこちから、うめき声や助けを求める悲鳴が聞こえてくる。静かな朝が一変して阿鼻叫喚の地獄と化した。
直接被爆・距離1.7km(南観音) 西村孝雄さん
母の喉はガラスの破片で切り裂かれ、中の骨が見えており、直ぐ下の妹は腹から出血していた。
直接被爆・距離1.7km(白島九軒町) 萩原俊雄さん
医師も病院もない焼け野原で、私たちは、数々の原爆病を発症して、苦痛の日々を過した。