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広島の声

男性 直接被爆・距離1.5km(白島)
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被爆地の光景を紹介しています。写真はメッセージと直接関連はありません。  広島市で入隊中、被爆。被爆後脱出避難中、隊内の直属上官であった(松岡某)一人を背 負って避難するも上官は瀕死の重傷。途中呼吸困難、出血多量で末期のため、本人希望に よって、焼失のないように、太田川川辺に潜隠臥す。のち惨禍、火中を渾身逃走するも戦 後60年の今、死者の亡骸などどうなったか万感迫るものがある。

 ●なぜ同隊中の松岡某なる上官を知らなかったか―昭和20年8月1日戦争末期本土決戦 に備えてか本州防備のため部隊編成替えがあり、急遽夜間に付近の広島市白島町の小学校に 移動、駐屯。出動の準備中の8月6日の被爆であって、隊員の名前、戦友の出身地等知 る日時のないとき、松岡某(当時曹長)は内務係であっただけの知る程度で、また、戦友知名 はなかった集団であった。

 ●被爆は直撃であって、小生校舎2階でタバコ(ほまれ)バラ本数を配給の準備作業中であ ったが、爆音と同時に一階二階は分裂。二階建物と共に60メートル程飛散するも奇跡 的に生還する。

 ●松岡某なる上官の遺族が明らかになれば当時の詳細を知らせたい気持ちでこの一文をしたためた。
(2005年)