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広島の声

女性 直接被爆・距離3km(尾長)
被爆時2歳 2115

被爆地の光景を紹介しています。写真はメッセージと直接関連はありません。  国籍、言語、習慣、宗教、歴史、など世界には宇宙や自然界と同じ様に様々な多様性が あり、それらの多様性とちがいが、豊かさや美しさや文化を生み出す要因ともなっている。
 しかし、人類の歴史は、戦争と権力闘争の歴史でもあり、国益と、国家を守るという一 見、愛国心に富み道理にかなっていると思わせる政府のプロパガンダにより、20世紀に於 ても、最大規模の殺りくがどれ程多くくり返されてきた事か…。

 一人の人間の生命をうばう事は、殺人であり必ず法のさばきを受ける事は万国共通であ る。にもかかわらず国家の名に於て行なわれる戦争については、敗れた方の犯罪性は問わ れてもより多くの命を殺りくした勝者には一度も国家の犯罪性を問われるのを今迄見た事 はない。これ程の矛盾がなぜ国際的にも議論されず放置されているのか理解に苦しむ。戦 争(核戦争かどうかにかかわらず)によって富を得ている一部の政治家と企業によって全 世界の人々の命が、この21世紀に於ても危機にさらされているという事を、若い世代の人々 に私達市民も、又メディアの側からも絶えずメッセージを送っていく必要があると思う。

 核兵器をなくする事ではなく、私達人間一人一人の心の奥にある不安、恐れ、憎しみをいか に愛と理解という意識に高める事が出来るのか、それが出来るなら武器も戦争ももちろん 核兵器と無縁の世界が可能となると思う。
(2005年)