english

ここから本文エリア

  • 閲覧上のご注意

広島の声

女性 胎内被爆(幟)
埼玉県さいたま市3395

被爆地の光景を紹介しています。写真はメッセージと直接関連はありません。  私は胎内被爆ですからいわゆる体験は有りません。しかし両親から折りにふれて話を聞か されどれ程に恐ろしい事だったのか自分の事として受け入れて居ります。幼児期から健 康に恵まれず通院していたことをよく憶えています。この60年近く病気から解放されたこ とが無いと言って良い位に。アソコが悪い、ココが悪いと自分でもイヤになる位です。

 今迄は「病気に負けてたまるか」と気力で頑張って来ましたが、昨年は息子が結 婚して家を出て行ったり、20年家族だった犬が亡くなり、実弟が亡くなりまして精神的に 崩れてしまい、一時は自分自身の死も覚悟しました。友人の間では「体力は無いけど気力 で動く人」のイメージの私が病気を持ち、それもいくつもで、ショックを受け入れるところ が無くなっていました。戦争が有った為に兄が亡くなったり、親類が精神を病んでしまっ たり、何より、父も母も病院とシンセキヅキアイの様に薬だの、入院の繰り返しと縁が切れ ずにいた事を思うと、子や孫にこの体験だけはさせたくないと思っています。何やらき なくさくなっている現在不安を感じています。子供たちの婚家先には一切話をしていません。 内緒です。
(2005年)