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長崎の声

浜田満男さん 直接被爆・距離1.2km(大橋)
被爆時19歳 / 佐賀県唐津市8203

写真撮影:松本栄一
被爆地の光景を紹介しています。写真はメッセージと直接関連はありません。
 1.被爆の瞬間気を失った。(軍需工場の中で)気がついてみると体は瓦礫に埋まり鉄骨だ けになった網の目の中から青空が見えた。

 2.昭和32年頃から細々と政府から援助の手がのびて来たようであるが、生き残っていた 被爆者は後遺症で大半亡くなっていた。
 その後も援護の手は遅々として進まず、政府は被爆者が早く死んでくれた方がよいと思っているようにも考えられる。
 爆死した人より、生き長らえて後遺症により苦しみぬいて亡くなった人たち、さぞ残念だったろうと思う。

 3.戦争はしない、平和に徹すると言いながら憲法9条を改訂したい運動が次第に高まっ てきている。テレビ番組も低俗で野卑な又残虐なものが多く新聞記事でも犯罪が多く なってきた。少子化も進んでいる。どうしてこうなったか、皆社会のせいにしている。
 しかし基本は政治の貧困にある。政治家が堕落している。その政治家を選んだのは私 達だ。憲法改訂の動きもそのような好戦家を議員に選んだ私達の責任でもある。私達 被爆者が悉く亡くなっても真に平和を愛し武装しない道を選んでくれる人たちに期待 しよう。
(2005年)

 政府はオバマ大統領のプラハ発言を高く評価しているが私は不満である。慥かに今までの米政府の見解と違ってはいるがそれだけでノーベル平和賞とはいただけない。それは道義的責任と言った事である。それは直接にではなく“風吹けば桶屋が儲かる”の類で回り回っての責任回避の発言である。原爆投下直後アメリカの故トルーマン大統領は「アメリカはドイツに先んじて原爆を発明した事を神に感謝する」と放言した。彼等は今でも原爆投下は正しかったと言っているのだ。

 政府は非核三原則の密約を公式に認め、今度も核を持ち込ませず云々と言っているが持ち込むような核兵器が地球上に存在する事自体が問題なのだ。
(2010年追記)