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長崎の声

池田満さん 直接被爆・距離2km(住吉)
被爆時16歳 / 佐賀県伊万里市9114

写真撮影:松本栄一
被爆地の光景を紹介しています。写真はメッセージと直接関連はありません。
 学徒動員で、佐賀県伊万里より、長崎三菱兵器製作所へ魚雷を作る工場へ、半年余りの生 活後、被爆。同級生50名余りの中に13名即死。学友の有田町出身の蒲池君の墓参りを 59年続けていたが、家族から弟は50回忌も過ぎたので、神になった。もう墓参りはし なくても…?とあったので。
 生きている間は、動ける力がある限り、続けたいと思っている。
(2005年)

  その後も毎年8月9日の命日に墓参りを続け、伊万里名産の「ナシ」を仏前にあげています。御家族も親しく応対していただいています。伊万里から有田までの墓参りが大変だから、もうやめてもいいですよ、と言われたのだと思い、ことわられたのだと思って、続けています。
 もう一つは、蒲池家から嫁で行かれた妹さんの事を加えます。

  平成20年の秋の始め頃に、TELがありました。妹さんは、有田町で佐賀ダンボー会社の社長さんです「私は20年の夏に娘の運転する車で兄が被爆した城山小学校の 現地へ行き、兄の死亡場所に花束をそなえて来ました。その時、ふと池田さんのことを思い出しました。60数年間、兄の命日にお参りした事が2、3回しかなかった。 60年分の供養をまとめてしたいので、相談相手になってください。母校の伊万里商業高校の慰霊碑の庭に桜の木を植えたい、そして、8月9日に、全校生徒、遺族の方、同級生、同窓会の役員の方々と『平和の日』行事をやろうと思う。金銭的な事は私がもちます」と。
 12月12日に植樹をやりました。3m程の桜の木3本を業者の人に 植えてもらい、参加された方には弁当も負担していただきました。平成21年の8月9日は、全校召集日と平和の日の行事、食べざかりの学徒がめしを腹一ぱい食べたいと言って死んでいったので、梅干し入りのおにぎりを2000個余り作り全員に配られ、県会議員さん3名、同窓会役員、遺族、同級生、全校生徒と合同での平和の日の行事ができました。

(2010年追記)