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長崎の声

男性 直接被爆・距離0.6km(坂本)
被爆時18歳 3378

写真撮影:松本栄一
被爆地の光景を紹介しています。写真はメッセージと直接関連はありません。
  人間には運命というものが大きく影響していると思います。午前十一時02分、長崎坂本町の外人墓地で、爆心地から550mの直爆下でくしくも午前11時きっかりに防空壕に入った自分は助かり、たった2〜3分、防空壕の入口で着替えをしていた同級生たちは、全員焼けただれ、恨みをのんで死に絶えました。
  たった一分か二分、自分は助かり七十七歳の老齢を迎え、被曝60周年の原爆忌を迎える。脳こうそくという病気を発病し計4回も脳梗塞に見舞われた。それでも死することなく生きている。
 私には生きよ・・・という運命の女神様がついていらっしゃる。生きられるだけ生き続け被爆 体験記を人々に語っていきたいと思います。
  脳梗塞のため手先が振るえ、満足な文字がかけないもどかしさがあります。しかし脳だ けは間違いなく生きております。
  平成17年4月19日午后7時記す。
(2005年)