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被爆体験記「じいちゃん その足どんげんしたと〜ある被爆者の戦後史」
長崎市在住 小峰秀孝さん=被爆時4歳=による自分史


 小峰さんは1940年11月長崎市生まれ。4歳のとき、爆心から約1・5キロでセミ取りの最中に被爆されました。

 この体験記は小峰さんの被爆から現在にいたるまでの記録です。タイトルの「その足 どんげんしたと」は、孫娘がふろで小峰さんの足のことを尋ねたことに基づいています。

 小峰さんは、両手足、腹部に覆うやけどを負い、足先のケロイドがひどく変形。中学卒業後、被爆を理由に就職を断られ、理容学校で技術を身につけて理髪師として歩んでこられました。

 仕事のかたわら被爆者としての「語り部」活動を続け、1996年8月、「じいちゃん その足どんげんしたと」を自費出版しました。12月、第2回「平和協同ジャーナリスト基金」奨励賞を受賞。自費出版分が完売したことから、97年に、「自分史」の出版に取り組む新風書房(大阪市)が出版しました。

 英訳を引き受けたのは千葉県船橋市在住の翻訳業福井星一さんです。福井さんは米国の写真家が長崎に撮影目的で訪問した際に通訳として同行して小峰さんと知り合い、体験記の翻訳に協力されました。

 小峰さんは海外でも「語り部」として活動してこられましたが、「持ち時間が短く語りきれないと悩んできました。インターネットのサイトに体験記全文が日本語と英語で掲載されれば、世界中の人たちに伝えることができる」と掲載に協力いただきました。