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紙面から from Asahi Shimbun

【潘・国連総長「核ノーモア訴えよう」 長崎で市民に呼びかけ きょう広島原爆の日】 (2010年8月6日 朝刊)

 広島は6日、原爆投下から65年の「原爆の日」を迎える。広島市中区の平和記念公園で午前8時から原爆死没者慰霊式並びに平和祈念式(平和記念式)が始まる。=31面に関係記事

 今年の式には、原爆を投下した米国の代表として初めてルース駐日大使が参列。核保有国の英仏両国の臨時代理大使と、潘基文(パンギムン)・国連事務総長もそれぞれ初参列する予定で、節目の式となる。
ロシアも参列予定で、核保有5カ国のうち中国をのぞく4カ国がそろう。全体の参加国は過去最多の74カ国にのぼる。
 米英仏の出席には、昨年4月のプラハ演説で「核なき世界」をめざすと表明したオバマ米大統領の新たな核政策が影響したとみられている。
 また、藤村修外務副大臣は5日の記者会見で、岡田克也外相が6日の広島平和記念式に出席すると発表した。外務省によると、外相の記念式参加は初めてという。
 5日、国連事務総長として初めて長崎市を訪れた潘氏は演説後に浦上天主堂を訪問し、5月の核不拡散条約(NPT)再検討会議の際に国連本部で対面した、被爆したマリア像と再会。浦上天主堂で行われた記者会見では、「核兵器禁止条約の交渉に可能な限り早く同意するよう、すべての国に促す」と誓うと同時に「すべての市民が政府に『ノーモア』と訴え続けることで(核廃絶を)達成することができる」とも語り、世界の市民に向けて協力を訴えた。
 潘氏は5日夜、広島に入った。

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