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紙面から from Asahi Shimbun

【2011年の夏】
長崎での菅首相会見<要旨> (2011年8月10日 朝刊)

 菅直人首相の9日の長崎市での記者会見の要旨は次の通り。
 ――長崎地裁で係争中の「被爆体験者訴訟」をめぐり、国として「被爆地域」を拡大して被爆体験者を救済する考えは。
 国としては、専門家の意見をベースにすると、被爆地域の拡大には難しい面がある。被爆体験者の支援が適切に進められるよう、厚生労働相に要請している。
 ――米国が昨年12月と今年2月に未臨界核実験を実施した。
 未臨界核実験は包括的核実験禁止条約(CTBT)では禁止されていないが、ある種の核実験であることは否定できない。オバマ米大統領も核兵器のない世界を主張しており、協力しながら進めたい。核兵器のない世界は核抑止力の必要のない世界。これを目指して最大限努力をする。
 ――そうした考えを日米首脳会談や9月の国連会合で伝える考えは。
 核廃絶は、国是として進めなければならない重大課題。どの時期にどういう会談が行われても、国として積極的に参加する姿勢は当然のことだ。私自身が具体的な、どの会議にどうするということについては、現在検討中だ。

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