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紙面から from Asahi Shimbun

【2013年の夏】
 被爆68年、あなたへ 広島・中区で灯籠流し (2013年8月7日 朝刊)

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 被爆68年を迎えた原爆ドーム(広島市中区)そばの元安川で6日夜、亡くなった被爆者を供養する灯籠(とうろう)流しがあった。「戦争がなくなりますように」「世界平和」などの願いを書いた灯籠が、川をゆっくりと流れていった。

 広島県東広島市の道原弘子さん(79)は昨年9月、夫の愛二(あいじ)さんを82歳で亡くした。被爆した愛二さんは長年、高血圧に苦しんだ。「本当に優しい人でした」。涙ぐんだ弘子さんは、お別れのメッセージを書いた灯籠を流した。「ありがとう。大好きだったよ」

(奥田貫、伊藤進之介撮影)

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