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紙面から from Asahi Shimbun

【2013年の夏】
 鳥取の図書館も「はだしのゲン」閲覧制限 指摘受け2年前から (2013年8月21日 朝刊)

 戦争や原爆の悲惨さを描いた漫画「はだしのゲン」について、鳥取市立中央図書館が約2年前から児童書コーナーから事務室内に移し、自由に手に取れない状態になっていることが分かった。来館者から指摘を受けたためといい、閲覧や貸し出しには応じているという。

 中央図書館によると、作品を読んだ小学校低学年の児童の保護者と名乗る女性から約2年前、「小さな子どもが目にするのに、強姦(ごうかん)などの性的描写などがある」などとして、児童書コーナーに置くべきではないと指摘されたという。図書館は対応を協議するため事務室内に作品を移し、そのままになっていた。

 西尾肇館長は取材に対し、「もっと早く協議するべきだったと反省している。公立図書館は誰でも自由に本を手にとって読める場所。一般書コーナーに移すなど配慮した上で、開架に戻す方向に持っていきたい」と話した。

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