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首都圏のマンション居住者7人に、住み心地についてインタビューした。年代は30代から50代の主婦。その中で、特に「イライラしていること」を抽出したのが、以下の項目である。
=間取りに関すること=
・キッチンと洗濯機置場は壁をはさんで隣同士なのに、ドアがないのでいちいちドア2枚を開閉して回って行かなければならない。台所仕事と洗濯は最も「ながら家事」をする率が高いのに、こんな設計はやめてほしい。
・玄関の脇に子供室があり、LDKは奥にある。子供は玄関からそのまま自分の部屋に入ってしまい、いつ子供が帰ってきたのかわからない。挨拶しないのは、躾(しつけ)だけの問題ではなく間取りとの共犯だと思う。
・4人家族なのにトイレが1カ所しかなく、朝、かち合って困る。家族の喧嘩の原因にもなっている。せめて2人に一つのトイレはほしい。
・寝室にどのようにベッドを置くつもりで設計したのか不思議。まったく置きようがない。
・誰でも家具を置きたくなるに違いない場所にスイッチがあり、家具が置けない。置くとスイッチが使えない。
・トイレの便器脇のスペースが狭く、掃除機のヘッドが入らない。狭い所に身をよじり、屈みこんで拭き掃除をしなくてはならないが、とてもやりにくい。
・新聞広告の間取りを見るのが好きでよく見ているが、どれもこれも同じような間取りで、まるで金太郎飴。そういう我が家も似たり寄ったりで個性なし。
=収納に関すること=
・収納が全く足りない。収納しきれない洋服は鴨居(かもい)に吊るしっぱなし、靴も玄関の下駄箱に収納しきれず、箱に入れて押入れの中。履(は)きたい時に出てきたためしがない。
・個室が狭すぎて、収納も不足。本来それぞれの部屋に置くべきものが、リビングに出てくる。リビングがみんなの物置場になって、片付かない。
・収納が足りないので収納家具を置いたら、ドアを全開できなくなった。
・掃除機や掃除用具・洗剤などを収納するのにふさわしい場所がない。掃除をするのに、何がどれくらいあるか知って設計してほしい。
・洗面所の収納が足りない。家族それぞれが自分専用の化粧品、ドライヤー、シャンプーを使う時代なのに、収納は昔のまま。せめて洗面カウンターが広ければ何とかなるが、これも昔のまま。
=その他=
・ベランダの奥行きが浅いので、洗濯物を充分干せない。風に吹かれて端に干した洗濯物が壁や桟(さん)に接触し、汚れてしまう。
・コンセントが必要な所にない。とくに台所でそれを感じる。使いたい電気製品が使えない、またはタコ足配線になり、危険。炊飯器、電子レンジ、コーヒーメーカー、トースター、ジューサーなどなど、電化製品はたくさんあるのだ。
・電話器用、フロアスタンド用など、全体的にコンセント数が不足。
・スイッチの位置が目立つ所にあってインテリアの邪魔になる。もっと低い位置にして欲しい。絵を飾ると横にスイッチが見える。もっと低い位置につけてもよいはずなのに、誰が今の位置を決めたのだろうか。
・電気の容量が不足していて、キッチンの電化製品を同時に使うとブレーカーが落ちることがある。
(04/03/06)
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