2011年11月29日
イケアのアイテムを使って素敵に暮らしている家を訪問するHOME VISITING。今回は、千葉県船橋市の藤田正幸さん、玲子さんご夫妻が暮らすマンション。リビングのドアを開けると、白×ナチュラルを基調にした、とても気持ちのよい空間が広がっていました。
結婚以来12年間ずっと転勤を繰り返してきたというご夫妻。仮住まいの家では家具選びにも気持ちが入らず、コンパクトなカラーボックスを利用するなどして過ごしてきたそうです。2年前、正幸さんの仕事の関係で船橋に永住できることになり、新築マンションを購入。インテリア好きの玲子さんの妹さんに、以前からすすめられていたイケアに足を運ぶと、ホームファニッシング計画が一気に加速したそうです。
◆リビングの主役、BESTAに細かいものはすべて収納
リビングの壁面に、オーダーメイド家具のようにぴったりとセットされているのは「BESTA/ベストー」。TV、オーディオ類、小物を収納しています。もともと整理好きで、収納がとても得意な玲子さん。「この壁面は収納にフル活用したいと決めていたので、迷わずBESTAを選びました。組み合わせ次第で、サイズや用途をカスタマイズできるのがいいですね」。白のBESTAは床の淡いブラウンともよくなじむうえ、大きくても圧迫感がなく部屋全体が広々として見えます。そして、この巨大リビング収納を組み立てたのは正幸さん。「なかなか大変でしたけど、達成感はありましたよ。もう何でも組み立てられますね」
リビングの床、テーブル、ソファには、余計な物はなにも置かれていません。BESTAで隠す収納を徹底しています。新聞、雑誌、筆記用具などの散らかりがちなものをはじめ、多趣味な正幸さんが「男が捨てられない想い出の品!」と語るCDやカメラ機材といったものまで、さまざまなものをすっきりと収めています。仕分けができるものは「KASSETT/カセット」などのボックスに分けて整理。たまにしか使わない電化製品やコード類などのこまごましたものは、「FLORT/フロルト」のようなジッパー付きの布製ボックスに収納しています。
正幸さんの「捨てられない」愛用品は、とにかく見えないところに収納を徹底し、その他は増やさないことを心がけをしているという玲子さん。「基本的に収納棚に入りきらないものは買わないようにしています。あとはひとつ買ったら何かを捨てるルールを守るようにしています」。洋服は1枚買ったら1枚処分、本も同様。これが物を増やさず、すっきり収納の秘訣のようです。
◆キッチンとダイニングでもナチュラル×白をテーマカラーに
ソファを境にして、逆側がキッチン&ダイニング。リビングと同様にこちらもナチュラル×白をベースにしているので、すっきり広々と見えます。ダイニングテーブルに選んだ「BJURSTA/ビュースタ」は、来客時にはテーブルサイズを変えられる伸長式。引き出し式の伸長リーフは、普段はコンパクトに収められるところが気に入っているそうです。また、来客用につけられるスツール「FROSTA/フロスタ」も用意しているとのこと。
「イケアのショールームの部屋は、たとえば30平方メートルといったように広さが表示されているので、そこに家具が収められているのを見るととてもリアルに感じられます。自分の部屋に置いた場合のイメージがしやすくていいですね」と玲子さん。ショールームのインテリアを細かく観察して、参考にしているそうです。
ダイニング脇には、白とナチュラルの空間に心地よくなじむグリーン系アイテムを中心に並べています。小物類は色数を絞っているので、すっきりまとまって見えます。じつはパンダが大好きという玲子さん。あまり物を持たないなかで、パンダの小物はコレクションしているそう。プラスチック製フレーム、「NYTTJA/ニットイァ」に上野動物園のリーリーの写真を飾ってみました。アロマキャンドル「TINDRA/ティンドラ」もお気に入り。キャンドルと太陽光で光る「SUNNAN/スンナン」は、計画停電の際にとっても役立ったそうです。
◆キッチンに、オフィス用キャビネットを導入
キッチンで使っているキャビネット、「EFFEKTIV/エフェクティブ」シリーズはオフィス用として売られているもの。「フロントのアルミのロール式の部分が、オーブンなどを隠すのにぴったりだと思って! それにとっても丈夫なんですよ」。食器類が中でずれないよう、棚板にビニールシートを敷いていたら、3月の大地震のときにもまったく割れることはなかったそうです。
家具がひと通りセッティングされた今は、季節ごとにソファのファブリックの色を替えたりしているといいます。今はクリスマスに向けてイメージチェンジを考案中だそう。「夢がどんどん広がってしまって。今度は壁の色を変えてみるのもいいかぁ」とにっこり笑いながら語る玲子さんに、正幸さんは「組み立てだけでなく、塗るのも僕の仕事かな?」と驚き顔。「全部が大変なら、壁の一面だけでもいいわよ」。いつもユーモアたっぷり、和やかな会話が仲の良さを感じさせる夫婦は、力を合わせて部屋作りを楽しんでいます。