三井住友建設はこのほど、次世代型超高層住宅システムとして「LEAF TOWER(リーフタワー)」の提案を始める。「Long Life」「Ecology&Economy」など4つのキーワードの頭文字を取り、「樹木」の構成をコンセプトとした超高層タワー型マンションのプロトタイプだ。
地上20メートル程度までの低層部(ベース部)と高層部(タワー部)から構成され、ベース部には業務施設や駐車場、タワー部には住宅を配置。切り替え部分となるベース部の屋上には第二の地盤を築いて緑化するなど、風環境や地球温暖化にも配慮した設計とする。
住棟中央に主構造体となるリング状の壁柱「トランクウォール」と、それに内包された設備系の主幹線である「ライフサイクルボイド」を設け、樹木の幹に相当する「TRUNK SHAFT」を形成。同部分には、将来的な更新性にも配慮して水やエネルギー(ガス、電気)の供給と排気や排水処理のための設備系統をすべて集約させ、「各住戸への必要な養分を供給する樹木の幹や枝として機能する」(同社)格好とした。
また、今回の開発では独自に開発した3つの新技術を採用することも特徴。同社では、「自由な平面、自由な立面が実現でき、プランとデザインの自由度を追求できる無限の可能性を秘めた超高層型のプロトタイプだ。本システムの実現に向けて更に技術開発を進め、都市開発事業や設計施工物件で本構想を積極的に提案していく」としている。