現在位置:asahi.com>住まい>住まいニュース> 記事 電気コンロ「はずみ火災」昨年度47件 大量の未改修品2008年04月16日 飛び出たスイッチの危険性が指摘されているキッチン用電気コンロをめぐり、このスイッチに人の体や荷物が触れ、弾みで電源が入ったことが原因とみられる火災が07年度に47件起きていた。業界団体のまとめでわかった。メーカー12社は90年から自主改修を進めているが、25万台以上が未改修のままだ。
業界団体「小形キッチンユニット用電気こんろ協議会」によると、火災はコンロが一つのタイプで44件、複数のタイプで3件起きた。けが人はなかったが、初めてこうした火災が確認された85年からの合計は394件になった。 都内では昨年12月、留守宅で日ごろ使っていなかったコンロから出火。上に置いていたトイレットペーパーや詰め替え洗剤などが焼けた。今年1月には、別のマンションでリフォーム会社が部屋の片づけをした際、体が触れるなどした弾みで電源が入り、近くの壁や床などが焼けた。 こうした火災は、自主改修を受けてスイッチ部分の周りをカバーすれば防げる。同協議会では、対象の約74万台のうち、工務店の廃業や倒産などで情報が入手できないものを除き、約56万台(76%)の所在をつかんだ。 ところが、事前に通知した改修日に作業に行っても、使用者の関心が薄くて不在だったり居留守を使われたりすることがあるという。また、賃貸住宅の場合は大家の許可が別にいるため、改修率は3月末時点で65%にとどまり、約25万8千台の改修ができていないという。 同協議会は「ご迷惑をかけることをおわびするが、大変危険なので協力してほしい」と呼びかけている。自主点検の問い合わせ先はフリーダイヤル(0120・355・915)。(茂木克信) 住まいニュース
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