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古いバーベキューのふたを利用。マシュマロをローストして庭でキャンプファイアー気分 |
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れんがで造ったファイアーピット |
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市販のものはスクリーンがついている |
カナダ・西川桂子 あっと驚くアウトドア
カナダ、バンクーバーではこのところ、薪ストーブのアウトドア版のような“ファイアーピット”や“屋外用暖炉”が人気だ。ホームセンターなどで、様々な形のものが並ぶ。我が家でも探しているのだが、形や大きさなどにこだわりのある夫はなかなか決めることができない。
「だから気に入るのが見つかるまでは、これでいこうと思って」という夫が作ったのは、火災防止のために地面に置いたれんがの上に、壊れたバーベキューのふたを載せたもの。何だか“おしゃれ”じゃないなぁと思ったが、薪を入れて火をつけると自宅でキャンプファイアーの気分だ。バーベキューだと食べてしばらくすると家の中に入るが、ファイアーピットを囲んでお父さんの弾くギターに合わせて歌ったり、一日の出来事を話したりして過ごした。暗闇の中で炎を眺めていると、ココロまで温まってくる。
ファイアーピットや屋外用暖炉は夏の宵、バーベキュー・パーティーをするとき、陽が沈むと冷え込むので暖を取るため人気が出たと聞いている。せっかくの気候のよい夏。できるだけ外で時間を過ごしたい。星空の下、のんびりしたいのだ。
特に4〜5年前から家庭用としてメーカーが新製品を次々に発表し、毎年進化してきている。最初は暖まるためだけのパティオ・ヒーターが主流だったが、3年ほど前に料理もできるようなファイアーピットが登場した。基本的には“ストーブ”なので、大した料理はできない。でも、キャンプで定番のホットドッグやマシュマロを焼いたり、日本人の私はサツマイモを放り込んで焼きいも、そしてスルメをあぶったりする。暑い日に屋内で料理をするとさらに気温が上がるので、外で利用できるファイアーピットは重宝する。さらに夏の夜、ビールを片手に家族でだんらんしながら、あるいは友人を呼んで、パーティーをすると最高だ。バーベキューやパティオ・ヒーターとは違い、薪が燃えるパチパチという音も気分がいい。
以前はれんがを積んで作った炉が多かったが、市販のものは安全のためにメッシュのスクリーンがついているので安心。脚もついているので、庭に限らずベランダやデッキで使用できるのも魅力だ。マンションでも活躍する。
バンクーバーの秋、冬は雨が多い。雨がしとしと降る中で、屋外でバーベキューなんてできない。だからこそ、短い夏にアウトドア・リビングを満喫しようと努めている。