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厳冬ドイツの強い味方、セントラルヒーティング
2006年01月28日
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大半のセントラルヒーターは壁の色に合わせて白く塗装されている。窓の下についているのがスタンダード |
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調節レバー。旅行などで家を空けるときは「1」の左側にある雪の結晶のようなマークに合わせておくと、ボディーの中に常に微少の液体が流れるので、零下でも破裂する心配がない |
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アパート踊り場のヒーター。誰かが勝手にヒーターを切ったりできないよう、室内のヒーターと違って調節レバーがついていない |
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ヒーターの傍らでくつろぎのひと時 |
ドイツ・たかもと みさこ 防寒をアツく語ろう!
冬時間への切り替えと共に日照時間がグッと短くなり、気温もますます下がるドイツの冬。マイナス15度の日が続くこともある厳冬なので、ヒーターなしでは生きていけない。
60年代初期には、家庭全体の12%にしか普及していなかったセントラルヒーターも、このごろでは無くてはならない設備の一つだ。セントラルヒーターは窓際に取り付けられていて、マンション中をめぐるパイプからヒーターのボディーに30〜100度のお湯が流れ込み、室内温度が上がる仕組みになっている。だから空気も汚れないし、火事の心配もない。ヒーターとパイプのつなぎ目にある丸いつまみで、パイプからボディーに流れ出すお湯の量をコントロールし、温度調節もできる。
私のアパートは19世紀の建築だが、ヒーターは新しいタイプのもの。常に温かいお湯が流れている長いパイプが壁から突き出ているため、夜中ヒーターを消して就寝しても、部屋が凍えるほど寒くなることはない。
アパートの部屋だけでなく、誰もいないマンションの階段踊り場でも、ヒーターが四六時中ガンガンついている。いったん建物が冷えてしまうと暖めるのに時間がかかるので、途切れることなく暖房する必要があるのだ。ドイツの本当の寒さを知らなかったころの私は、なんだかもったいないような気がしたものである。
さて、このセントラルヒーター、工夫をすれば効果を上げ、さらに便利に使うことができる。例えば乾燥防止の対策は、湿度の低い北ヨーロッパでは欠かせない。こちらでは、もともと洗濯物を室内で乾かす習慣があるが(大体、気温が零下では凍るので、外に干したくても干せない)、ぬれた洗濯物は室内湿度の補給をしてくれる。水の入った器をヒーターの上にこっそり置いている家も見たことがある。
ドイツの冬は寒くて暗いけれど、家の中は和風建築で迎える冬ほどつらくない。ヒーターを効かせ、温かみのある間接照明で大きなソファに腰掛け、オレンジのオイルでアロマをたけば、なかなかどうしてすてきな冬ではないか。
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