住まいコラムのリンクメニュー
|





 |
週末ともなれば、バーベキューに腕を振るうことがテキサスの男のたしなみである。 |
 |
今日は鳥の手羽と、サーモン。1匹丸ごと豪快に焼く。手羽はオイスターソースのタレでアジア風。サーモンは庭で育てている新鮮なローズマリーやディル、月桂樹の葉っぱを使った香味焼き。 |
 |
これが酔っ払いの鳥。ビール缶にかぶせて焼くと、ビールの蒸気でしっとりとジューシーに焼きあがる。 |
 |
外のデッキにテーブルを出して友達と食べれば、バーベキューも一層おいしく、一層楽しく! |
アメリカ・片瀬ケイ ガーデンだって家の一部だ
テキサスの男がやるべき仕事と言えば、芝刈りとバーベキューだ。公園に行っても、ピクニック・エリアにはバーベキュー・グリルが備え付けてある。大人数でワイワイと楽しいひと時を過ごすには、バーベキューが一番。以前に日本で、青い海と空を背景に、白い砂浜に置いたグリルでカッコいい若者たちがシーフードをグリルし、ビールやワインを片手におしゃれに楽しむといったコマーシャルを見たような記憶がある。
はじめてアメリカでバーベキュー・パーティーに呼ばれた時は、本場(?)のバーベキューということでワクワクしたものだ。青空の下で、広々とした公園でのバーベキューだったが、グリルの上にのっていたものは、日本で見たコマーシャルとは大違い。ホットドッグ用ソーセージと、牛のひき肉を巨大な小判型にまとめただけのハンバーガー。これをトマトやタマネギ、レタス、チーズと一緒にバーガー用、あるいはホットドッグ用のぱさぱさに乾いたパンに挟んで食べるのがバーベキューの基本形らしい。友人たちと外で食べる楽しさはあったが、ちょっと物足りない。
しかしそう思うのは私だけではないようで、本当のバーベキュー好きは、牛肉だけではなく、鳥の手羽、ポークチョップやサーモン、変わったところではウズラなどをグリルする。「酔っ払いの鳥」という料理法があり、これは半分ビールが入った缶ビールの上に、外側にガーリックやオニオン・パウダー、塩、パプリカなどをまぶした鳥をかぶせて丸焼きにするのだ。まさに男の料理!という感じだ。
そのほかベル・ペパー(赤や黄色の巨大ピーマン)やタマネギやズッキーニ(キュウリみたいにみえるがカボチャの一種)などをグリルで焼いてもおいしい。シーフード好きの私は我慢ができなくなり、エビやイカも網の上にのせる。もっとも周囲から「イカは気持ちわるいからエビだけにしてー」という抗議の声が上がることが多いのだが。
さらには薫製をつくるためのスモーカーも人気である。水を十分に含ませたメスキートやヒッコリーの木屑(きくず)の煙で、数時間かけて肉や魚をいぶし焼きにする。バーベキュー・グリルやスモーカーがある庭は、まさに第2のキッチン。デッキの上にイスとテーブルを持ち出せば、立派なダイニングのできあがりである。
|

|