 |
ガーデンセンターには様々な種が売られている |
 |
バタフライガーデンなら、このセット |
カナダ・西川桂子 ガーデンだって家の一部だ
日本でも蝶(チョウ)が訪れる庭、バタフライガーデンが人気で、ハウツー本も出版されているそうだが、カナダでは特別なガーデニングファンでなくても簡単に「バタフライガーデン」を作る。その秘密はパッケージ入りの種だ。
その名も「バタフライガーデン・シード(バタフライガーデンの種)」。蝶を呼ぶ草花はハチドリにも魅力らしく、「バタフライ&ハミングバード(ハチドリ)」と表示されていることが多い。袋にはコレオプシス、デージー、エキナセア、バーベナ、マリゴールドなど、蝶がひかれる植物の種が主に入っていて、花が咲いたら、蝶やハチドリがやってくる。
種は特にバンクーバーの蝶の生態を調べて特別に作ったものではなく、米国の会社のものもある。だから、バンクーバーでどれぐらいの成功率かは疑問だ。おそらく、地域にどんな蝶が生息しているか、そしてその蝶がどんな花を好むかを調べる正統派のほうが、うまく蝶を呼べるだろう。それに、種から育てるよりも、苗で買ってきたほうが育てるのも簡単だし、庭のこの部分にはデージー、その後ろにエキナセア、というように計画的に植えることができる。しかし、パッケージを買ってくるだけで好みの庭ができる手軽さはあなどれないものがある。
ガーデンセンターではその他にも様々な種セットを販売している。例を挙げれば、ワイルドフラワー(野生の花)ガーデン、ブルーガーデン(青い花の種を集めたもの)、イングリッシュ・コテージガーデン、カットフラワー(切り花に向くような茎の長い花)、シェイドフラワー(日陰に育つ花)などだ。
例えば、英国の田舎風、素朴な雰囲気がよければ、コテージガーデンセット。夏には、青やピンク、黄色、赤と色鮮やかな花が咲きそろう。デルフィニウム、ルピナス、ナデシコなどのコテージガーデンには外せない花の種がちゃんと入っている。
種のセットは、決めたエリアにランダムにまくので、一つ間違うと乱雑になってしまう心配がある。不要な花は抜いたほうがいいそうだが、とりあえず「ガーデン通」に見える庭にできるので便利だ。