PR 住まいの最新情報ドイツの省エネランプ2007年07月07日 ドイツ たかもと・みさこ エコでいきましょ!
工業国のイメージが強いドイツだが、環境に対する意識も高い。この国には省エネランプの種類もいくつかある。よく見かけるのはマンションの入り口とフロアの照明。住人がマンションの前に到着すると、自動的にランプがついて、鍵穴を探す手助けをしてくれる。数分もすれば自動的に切れるので経済的だ。そしてマンションに入ると、建物のフロアの壁に、赤い小さな豆球の光がうっすらついているのが目に入る。これはフロアの照明スイッチで、一度押すと、一番下の階から一番上の階に歩いてたどり着くまでの間住人たちの足元を照らしてくれる。これも自動的に数分後には消えるので、消し忘れる心配がない優れもの。この手の半自動ライトは、マンションだけではなくて、事務所が入ったビルのフロアにも使われている。
家の外のランプがこのように昔から省エネなら、家の中のランプも省エネにしようとする動きが見られてきた。もともと電力をたくさん使う裸電球を、ドイツではまだ使用している家庭が多いが、近頃は「省エネ電球」があちこちで見られるようになった。明かりの色は、ドイツ人の好きな黄色いものではなく、どちらかといえば白々としたもの。普通の電球より割高だが、必要電力は少ない上、長持ちするため、エコ愛好家には人気だ。 この手の省エネ電球の色が気に入らない人は、部屋の明かりを調節できるランプを使用していることが多い。これなら明るさが余り必要のないとき、あるいはロマンチックな気分のときに、最小の明かりのみをつけておける。こうして部屋全体のライトを暗めにすれば、省エネルギーになるどころか、雰囲気作りにも役立つのである。 もちろん究極の省エネルギーはロウソクである。食事のときにも明かりを下げて、小さなロウソクを食卓に数個飾るのもドイツ人のお気に入りだ。これなら電気を消すときのようにスイッチで味気なくバチッといく必要もない。恋人の目を見ながら一つずつ消していくのがドイツ風エコ・ロマンチックというわけだ。 |