PR 住まいの最新情報寒い国で大切な住まいの気密性2007年08月22日 カナダ・西川桂子 エコでいきましょ!
昨年、我が家の気密性を調べてもらった。家の窓やドアを閉め切って、暖房をつける。そして、住まい全体のどこから空気が漏れているか調べるというものだ。
カナダの東部になると冬はマイナス30度まで下がるような極寒の地域もある。そのため、局所的な暖房では間に合わず、冬はセントラルヒーティングを使用するのが普通だ。家中、ガンガン暖めるため、暖房費が高くつくし、環境のためにも省エネに努めたいところだ。 暖めた空気が外に漏れていると問題だとして、気密性を高めるためにも我が家も調べたほうがいいだろうと、せっかく業者にお願いしたテスト。担当スタッフが窓枠のすき間からどれぐらい空気が漏れているか、断熱材の使用状況など、家中をチェックしてまわり、改善勧告書なるものを作ってくれた。指摘されたのは、ペット用ドアから空気が漏れていることや、ロフト横の屋根裏の収納スペースが、断熱材を使用していないため、熱が大量に逃げているなどだ。 実は、夫がこの調査を頼んだのには、省エネのためだけでない。もう一つ理由がある。この気密性テストでの勧告に従い省エネに努めると、改善状況によって政府から補助金が出たのだ。 我が家では老朽化していたセントラルヒーティング用の機械を買い替える必要があった。この機械、5000カナダドル、日本円換算で50万円ほどする高価なものだ。どうせ必要なものを買うのだから、少しでも補助金が出るとありがたい。 補助金目当てで利用したが、今まで気がついてなかった改善点を教えてもらえたのはありがたかった。その一例はペット用のドア。以前は猫を飼っていたので使っていたが、家出してしまったので、もう不要になって久しかった。業者から、板を張るなどして、空気が漏れないようにするようにという指摘があったので、早速、夫が週末に対処してくれた。 そして、3カ月後、もう一度、気密性を調べてもらい、数値が改善していると、政府などから補助金が出た。改善状況によって、金額は違ったようだが、我が家では約1400ドル、14万円いただいた。 カナダでは古い家が多い。例えば、一重ガラスの窓を使用している家などは、省エネのために二重ガラスに換えてもらいたいところだ。補助金制度により、二重ガラスも増えたそうだ。しかし残念なことにこのプログラムは去年で終わってしまった。 |