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「世界のウチ」

日本様式家屋改造計画?

2007年11月17日

オランダ・高田圭子 海の向こうのジャパネスク

 鎖国時代に、欧州で唯一の日本の貿易相手国であったオランダであるが、そんな日本との深い繋がりを持つオランダの国の人々は、日本の事を日本人である私以上に知っている人がいるかと思うと、間違って日本を理解している人々も大変多い。

写真オランダで買った仏像。
写真オランダで買った日本製のランプ。

 これは、和風インテリアにしてもしかり。日本びいきでインテリアにこだわりのあるオランダ人の夫は、我が家を日本様式にしようと計画中である。

 夫はオランダで和風のインテリアを見つけては、私に購入許可を求めてくる。幸い(?)歌舞伎調の「のれん」や、日本人が着ないようなハデな着物を欲しがったりはしないのだが、つい最近は仏教徒ではないのに仏像を(これは私の許可なしに……というより、5歳の娘の許可を得て)買ってきた。

 私は敬虔な仏教徒ではないのだが、あくまでこれはインテリアと考えてリビングにその仏像を飾ることにした。

 ところで、よくインテリアとしての仏像が売られている。宗教的な意味合いは無く、和風のインテリアと考えられているようだ。

 夫が買った物の中でも、お気に入りなのが写真のランプ。日本から輸入してオランダで売られていた物なのだが、夫はこのランプに一目惚れした。

 いわゆる「行燈」で、和紙を通した柔らかい光が間接照明を好むオランダの家に似合っていて、リビングのフローリングの床にもよく合うことから、我が家を訪れた人に「素敵。どこで買ったの?」などとよく聞かれる。その度に、鼻高々になる夫である。

 このように日本を正しく理解して、和風のインテリアが取り入れられている場合はとてもうれしいのだが、大抵は私の期待をみごとに裏切ってくれる。「火鉢」がバーベキュー用のコンロの名前だったり、「タタミ」が障子のような衝立てだったりして、こういう商品を見る度に名づけた人に「本物」を見せたい思いに駆られる私である。


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