2008年2月13日
ミニスイッチがついたコンセントがこの国では主流
料理で電気コンロを使う時は左上の主電源をお忘れなく
シャワーに多い「コード型」スイッチ
玄関用・廊下用・階段用……どれがどれだ?
アイルランドではガスよりも電気を使用する家庭が多い。我が家もその例にもれず、ガスが家に通っていないため、家の中ではほとんど電力に頼っている。だからなのかどうかは分からないが、アイルランドの家にはスイッチが多い。しかも至る所にいろいろなスイッチがある。
例えば、掃除機をかけようとコンセントにプラグを差し込んだ時のこと。掃除機の電源はオンになっているのにうんともすんともいわない。本体が壊れたのか、と色々触っているうちコンセントに不思議な小さな突起があるのに気付いた。それも小さなスイッチで、オンにしなければ電気が使えない。しかし、ここさえオン・オフすれば電気の無駄遣いを避けることができるので慣れれば便利だ。
また、料理をする時に使うコンロやオーブンも全部電気まかせ。これらの器具を使う時は壁の大きなスイッチの電源をオンにして初めて料理ができる。日本でも増えつつある、ガスを使わない「クッキングヒーター」という形のものだが、たまにこの主電源を入れるのを忘れて料理を始め、なかなか茹であがらない鍋の野菜にイライラすることもある。
風呂でシャワーを浴びる時にもスイッチは活躍する。お湯を浴びる時には電源を入れる必要があるシャワーが多いのだが、アイルランドでは壁に付いた普通のスイッチだけではなく、天井からぶら下がった長いひもを引っ張るタイプもよくある。初めてこのタイプのスイッチを見た時は、引っ張るのに少し勇気がいった。
だが、こういったスイッチたちも使っていれば慣れる。しかし、いまだに慣れないのはずらっと壁に並ぶタイプ。同じ位置に3つも4つも同じようなスイッチがあると、どれがどこの電源だか分からない。小さな紙に「玄関」「階段」などと書いて貼るが、すぐに外れたり、指で押されて字が消えたりであまり役に立たない。頻繁に使っているとそのうち覚えるが、夏時間が来ると夜11時前まで外が明るく、電気を使う必要がないため、またどれがどれだったか忘れてしまう。結局、冬には自分の『記憶スイッチ』をオンにすることが肝要だ。