2008年11月29日
耳スポイトで週に1度の耳掃除。不思議と、プール後の「耳に水が入った状態」にはならないという。
夫が愛用する耳スポイト。薬局では耳垢を出しやすくする点滴の薬とともに販売されていることも。
髪を洗ったあと、バスタブのお湯を頭にかぶる息子。薄い石鹸水でシャンプーを洗い流しているようなものだが、本人はこのお湯かけを楽しんでいる。
子供達(3歳と5歳)は、普段一緒にお風呂に入る。ソープが薄いのか、バスタブのお湯が泡だらけになることはない。
アメリカの家は、バスルームが二つついていることが多い。一つは、主寝室につながっている大人用のバスルーム。もう一つは、子どもまたは来客用のバスルーム。シャワーカーテンやバスマットなど、色や柄も統一されており、誰のバスルームか一目瞭然。ただし、見た目のきれいさとは裏腹に、使い方には、日本人がびっくりすることがある。
まず、大人のお風呂。ここでは、意外なものを洗い流している場合がある。それは「耳あか」。我が家のバスルームには、アメリカ人の夫しか使わない「耳かき」ならぬ、「耳スポイト」が常に置いてある。使い方はシンプル。夫によれば、お湯を少し含ませて、耳に吹ききかけるだけ。2回繰り返して、耳の中を湿らせ、3回目に強く吹きかけて、耳垢を流し出すというのだ。普段は忙しいので、時間のゆとりがある土日のどちらかに使うという。
夫は、医者に勧められて使い出したそうだ。あるとき、耳の聞こえが悪くなって診てもらったところ、医者は、大きな注射器のようなものに、お湯を入れて耳に噴射。すると、大きな耳あかが出てきたという。ウソのような、ホントの話である。アメリカでは、耳あかは、自然に出てくるものと考えられているが、出にくい人には耳スポイトがおすすめらしい。小児科でも「絶対、子供の耳を綿棒でかいたりしないで下さい」と言われる。綿棒を使うと、逆に耳あかが奥に行ってしまったり、鼓膜を傷つけたりするというのだ。それでも、私は、日本流の耳かき派で子どもの耳をかいては、夫に注意を受けている。
一方、子どものお風呂場では、意外なものを流していない。それは身体についた泡。子どもが小さいうちは、バスタブにお湯を張って身体を洗うのだが、最後はその身体についた泡を、シャワーで洗い流すことなく、上がってしまう。もちろん、身体や髪を洗ったあとは、背中や頭にお湯をかけるのだが、常に、バスタブにあるお湯を使う。
しかも、我が家では、子どもが2人なので汚れも泡も2倍。それでも、習慣とは恐ろしいもので、最後にシャワーを浴びせることなく、毎晩、バスタブから上がった2人を、そのままバスタオルでくるんでいる。これは、アメリカ人の夫の家族のやり方を私が真似したのだが、子どもの友達のお母さん方に聞いても、やはり、バスタブに浸かれば泡を流す必要はない、という。
ただ、子ども夫も、バスタイムは、ホッとする時間だという。洗い流すものに多少の違いはあっても、一日の疲れを癒やす場という意味では、バスルームの役割に変わりはないようだ。