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リマの「リゾートテイスト」アパート

2009年9月9日

  • 筆者 ペルー・原田慶子 自宅でリゾートする方法

写真太平洋を見下ろす、ミラフローレスの高級アパート群写真公園に面したアパートなら、こんな穏やか景色を部屋から楽しむことができる写真はやりの全面ガラス張りアパートは、開放的でいいのだが…写真最上階でも油断大敵。明かりをつけるとすべて丸見え

 美しい景色を眺めながら部屋でのんびり過ごす、これが「自宅でリゾート」の基本だろう。

 リマで美しい景色といえば、ミラフローレス区の海岸沿いエリア。ここには太平洋を一望できる高級アパートが立ち並び、窓辺からは一面の大海原が見渡せ、真っ青な空と夏の強烈な日差しが、青緑色のリマの海を本来より数段階美しく見せてくれる。波打ち際では海水浴客が甲羅干しに余念なく、空を見上げれば色鮮やかなパラグライダーがふわりふわりと優雅に舞っている。そんな南の島さながらの風景は、まさにプライベートビーチリゾートのようだ。夕刻のサーモンピンク色に染まった西の空に向かって、恋人や気の置けない友人たちとグラス片手に人生に乾杯!といったドラマまがいのことをさらりとやってしまえるのも、こうしたビーチリゾートならではだろう。

 「自宅でリゾート」は海だけではない。「ビーチリゾートテイスト」のアパートに続いて人気なのが、緑豊かな公園やゴルフ場を囲む、いわゆる「グリーンリゾートテイスト」のアパートだ。こうしたアパートでは自前の庭師を雇うことなく、一年中美しい緑を楽しむことができる。花につられてやってくる様々な野鳥たちのさえずりも耳に心地よく、これまたどこかで森林浴でもしているかのような落ち着きを与えてくれる。またゴルフ好きならプレー中のゴルファーをチェックしつつ、仲間とゴルフ談議に花を咲かせるのもいいだろう。リマは冬でも緑が豊かなので、派手さはないものの、こちらのほうが年間を通してリゾート気分を味わえるかもしれない。

 いずれにせよ部屋からの眺めのよい物件なら、それぞれの好みでリゾート気分を楽しむことができるのだが、しかし逆にいえば、外からも部屋の中がよく見えるということを忘れてはいけない。大きく開放的なガラス窓のお陰で、昼はもちろん、夜間には部屋の奥まで丸見えという作りも多い。もちろんカーテンを閉めれば大丈夫だが、それではせっかくの景色が見えなくなってしまう。それを嫌ってか、煌々とした明かりの下、堂々とカーテン全開でパーティーを楽しむ家庭もあるようだ。

 昼は部屋から周りの景色や道行く人々を眺めて楽しんでいるが、夜になると自分が観察される側に。不用心この上ないと思うが、あくまで自分が主体のリマっ子は、自分さえリゾート気分を味わえるなら人の目は特に気にならないらしい。

 リマのリゾートテイストアパートは、いろんなものがよく見える。

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