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やはりプロに頼むべし

2009年9月26日

  • 筆者 ペルー・原田慶子 不動産屋さん、拝見!

写真ペルーの不動産情報と言えばこの「Clasificados」。新聞の折り込みだが、その情報量は膨大写真この小さな一枠から、夢のマイホームを探し出す写真「ALQUILA」とは賃貸物件のこと。この物件は「BREV」という仲介業者が管理している写真「SE VENDE」は売り物件のこと。250平方メートル、4部屋のこのアパート、お値段はいったい?

 ペルーの不動産業者は営業熱心だ。客がおおよその予算と希望エリア、入居時期などを伝えると、該当する物件の大家にすぐ連絡してアポイントを取ってくれる。大家に対し「お忙しいところ、突然の訪問で申し訳ない」といった態度はみじんもなく、「今からお客さんを連れてってもいい? えっ? ダメなの? じゃあ、いつならいいの?」と、強引なまでにアポを取っていく。

 以前、私が賃貸物件を探していた時も、「そうそう、確かこの近くにもいい物件があったわ」と、事前に大家へ電話することなく車で直行。インターホンを死ぬほど鳴らしまくり、「まぁっ、出てこないわっ!」と怒っていた。そりゃ大家だって留守の時もあるだろうに……。

 車での送迎は当然のこと、気に入る物件が見つかるまで何件でも案内してくれる。もちろん的外れな物件に案内されることもあるが、「なんとか成約させよう!」という前向きな姿勢が素晴らしい。そして客の「家の隅々まで見たい」というような細かい要望を、一生懸命かなえようとしてくれる。一度食事中のお宅にお邪魔してしまったが、仲介営業担当者のさも当たり前という態度に救われて、こちらも罪悪感を抱くことなくあちこち見て回ることができた。

 しかし、大家が複数の不動産業者に仲介を依頼していることも多く、同じ物件でも賃貸料の設定は業者によってまちまちだ。賃貸契約が成約すれば、業者は手数料として家賃1カ月分を手にすることができるため、例えば大家の希望が月1000ドルだとしても、1200ドルで貸し出せる自信があれば高く設定する。それで借り手がつくなら大家も文句はない。そのため同じ物件にも関わらず、なんと500ドルも違う家賃を提示されたという友人もいた。本来安く借りられるはずの物件を高い家賃で契約してしまうことのないよう、借り手も複数の業者から見積もりを取るなどして自己防衛しなければならない。

 とはいえ、プロの仲介はやはり大切だ。特に不動産を売買する場合、書類をごまかしたり、抵当に入っている物件を転売しようとする悪質な個人売り主もいるため、信頼できる仲介業者の存在は欠かせない。よりよい不動産を求めるなら、信頼できる不動産業者を知ることが一番の近道なのだ。

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