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「世界のウチ」

ご主人様、私の部屋が物置に?

2011年6月11日

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写真:我が家の下駄箱と電話台。これで靴の収納は完璧だ拡大我が家の下駄箱と電話台。これで靴の収納は完璧だ

写真:寝具が収納できるようになって大満足!しかしここは倉庫ではなく、メード部屋…拡大寝具が収納できるようになって大満足!しかしここは倉庫ではなく、メード部屋…

 一目ぼれで購入した我が家だが、実は少々不満な点もある。それは収納場所が少ないことだ。それぞれの部屋にはクローゼットが設置されているが十分な大きさではなく、また内部には引き出しがほとんどないため収納力に欠ける。新たに棚板を取り付けようとしても、机やソファで部屋の壁面はすでにいっぱいだ。従ってクローゼットには洋服だけでなく本やかばん、雑貨までもが同居する羽目になってしまい、片付けにはいつも苦労する。

 靴の収納も問題だ。ペルーでは玄関で靴を履き替えるという日本的習慣はなく、脱いだ靴は各部屋のクローゼットに片付けるのが一般的。しかし、外出のたびに靴を部屋から玄関へ運ぶのは面倒だし、何より土や砂がついた靴を部屋へ持っていくのには抵抗があった。日本人としてはやはり内と外を分けたいのである。

 そこで、手持ちの靴の数や大きさにあわせた下駄箱をオーダーすることにした。リマの冬は湿度が高く靴にカビが生えやすいため、少しでも空気の流れがよくなるよう横板の形も少し工夫した。

 しかし下駄箱というものをついぞ知らなかった職人には、私が書いた設計図がとても奇異に映ったらしい。そのため彼に「そもそも下駄箱とは何か」ということから説明する羽目になってしまったが、今ではそれも懐かしい思い出だ。ついでにおそろいの電話台も作ってもらったが、こちらも重宝している。これで懸案事項は一つ片付いた。

 さて残る課題は布団や枕などの寝具類だ。我がアパートには地下にデポジット(倉庫)があるが、湿気が多いため布団の収納には適していない。クローゼットはもう満杯だし、寝具を床に置くことは避けたい。さてどこへしまおうかと考えたところ、我が家で使っていないスペースがあるのを思い出した。それはメード部屋だ。

 メードを雇うことが一般的なペルーでは、最初からメード部屋が設置されているアパートが多い。しかもキッチンやランドリースペースのすぐそばにあるので、主婦の動線を考えてもちょうどいい場所と言える。壁に棚板を2枚取り付けただけで、寝具のみならずかばんや日用品を保管する場所もできた。地下まで運ぶのが面倒だったスーツケースや冷暖房器具も、今ではこのメード部屋にすっきりと収まっている。

 本来はメードが休憩するための部屋だというのに、すっかり倉庫と化している我が家。将来メードを雇うことになったらこの部屋を空けてやらねばならないが、その時これらの荷物は一体どうすればいいのだろう? リマのアパート、収納場所への悩みは当分尽きそうにもない。

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