第8回朝日アマ囲碁名人戦全国大会
2013年7月12日更新
第8回朝日アマチュア囲碁名人戦全国大会(朝日新聞社、日本棋院主催)が14、15の両日、東京都千代田区の日本棋院会館で開かれる。 出場選手は都道府県代表に招待選手を加えた57人。中学生から70代までの幅広い層の強豪がそろった。頂点に駆け上るのは誰か。
◆10代が11人 70代まで57人競う
大会は6回戦のトーナメント。優勝者は洪ソッ義アマ名人(26)への挑戦権を獲得し、27、28両日に神奈川県湯河原町で開く三番勝負に出場する。
組み合わせは1回戦が東西対決になるよう抽選した。招待選手は過去5大会の成績優秀者ら8人。前回優勝の河成奉(ハソンボン)さん(31)は郷里の韓国へ帰国。事前に出場を辞退した。
10代の出場者は11人。3年連続で2桁にのぼり、若手の囲碁熱の高まりが一時のブームではないことを証明した。最年少は静岡・金遼、長崎・松本直太、大分・宮脇優太の14歳中学生3選手。高校碁界で活躍する大表(おおおもて)拓都(富山)、トギ野(トギ=石に刑)和希(石川)の17歳2選手の活躍も期待される。
昨年、高校3年で決勝まで進んだ招待・横塚力(りき)選手(18)は同年の世界アマ日本代表決定戦でも準優勝。学生十傑戦覇者の招待・柳田朋哉選手(19)ら大学生からも目が離せない。
20代11人、30代11人、40代9人、50代7人、60代6人、70代2人で、平均年齢は昨年並みの37・4歳。新潟の小野綾子選手(22)はアマ名人戦史上初となる女性の地方大会優勝者だ。
◆伸びる若手、ベテラン健在
実績のある選手としては今年の世界アマ日本代表、兵庫・江村棋弘(きこう)選手(33)や元アマ本因坊の神奈川・村上深選手(28)、朝日アマ十傑戦で優勝歴のある埼玉・木下暢暁(ながとき)(40)、東京・多賀文吾(42)の両選手らが挙げられる。昨年4位の招待・田中正人選手(64)らベテラン勢も健在だ。しかし有力選手たちに絶対的な安定感はない。伸びしろの多い若手が羽ばたくか、中堅・ベテランが経験の差をみせつけるか。本命なき戦いともいえる。
(伊藤衆生)