写真第9回全国大会組み合わせ(クリックすると拡大します)

写真洪ソッ義アマ名人

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◆10代13人 台頭著しく

 第9回朝日アマチュア囲碁名人戦全国大会(朝日新聞社、日本棋院主催)が20、21の両日、東京都千代田区の日本棋院会館で開かれる。最大勢力となる10代13人をはじめ、70代までの計58選手が頂点をめざす。誰が勝っても初優勝。伸び盛りの若手が、今回も大会を盛り上げるか。

◆優勝経験者不在 混線か

 6回戦のトーナメント。地方大会を勝ち抜いた49人と招待9人が出場する。組み合わせは1回戦が東西対決になるように抽選した。前回優勝の呉柏毅(ウボイ)さん(18)はプロ入りして出場権を失った。優勝者は26、27日、神奈川県湯河原町での三番勝負で、アマ名人の座をかけて洪ソッ義・現アマ名人(27)に挑戦する。

 10代が13人出場するのは第4、7回大会に続く最多タイ記録。昨年の決勝が17歳対決になるなど、若手の台頭はめざましい。今年も10代旋風は起きるか。最年少は宮崎県の中学3年奈須春樹選手(14)。同じ九州には、ともに県大会を連覇した長崎の中3松本直太選手(15)、大分の高1宮脇優太選手(15)もいる。

 約250人が参加した激戦の東京都からは高校3年の平野翔大(17)、岩田紗絵加(17)両選手が出場する。女性の地方大会選出は昨年の新潟県代表が初めてだったが、今年は岩田選手と長野県の高校2年倉科万以子選手(17)が勝ち抜いた。招待を含む女性4人の活躍も注目される。

 年齢層は、20代12人、30代10人、40代~60代は各7人、70代2人と、各世代がバランスよく活躍している印象だ(平均36・7歳)。

 例年との違いは、過去8回には必ずいた優勝経験者(前身の朝日アマ囲碁十傑戦を含む)たちがいないこと。他棋戦の実績ではアマ本因坊2回のベテラン田中正人選手(65)=招待=の存在が光る。近年の2、3位も顔をそろえるが、みな絶対的な優勝候補とまではいえない。初の栄冠をかけた激戦が予想される。