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第6局

 11月3、4日 わかつき別邸(静岡県伊東市)
 <2日目>    →1日目へ

黒 張栩 挑戦者   白 依田紀基 名人

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張本因坊、初の名人に
280手完、張本因坊1目半勝ち
280手完、張本因坊1目半勝ち
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名人位を奪取した張本因坊=4日午後7時46分、静岡県伊東市で
名人位を奪取した張本因坊=4日午後7時46分、静岡県伊東市で
対局終了後、感想戦をする張本因坊(左)と依田名人=4日午後7時38分、静岡県伊東市で
対局終了後、感想戦をする張本因坊(左)と依田名人=4日午後7時38分、静岡県伊東市で
新名人になった張栩本因坊(左)と依田紀基名人=静岡県伊東市で
新名人になった張栩本因坊(左)と依田紀基名人=静岡県伊東市で

 第29期囲碁名人戦第6局は4日、黒番の張本因坊(24)が280手までで依田名人(38)に1目半勝ちし、通算4勝2敗で初の名人位を獲得した。持ち時間各8時間のうち、消費時間は両者とも7時間59分。

 名人と本因坊の二冠達成は、趙治勲25世本因坊以来5年ぶり5人目で、史上最年少となる。王座も加えた三冠保持で囲碁界の第一人者に躍り出た。

 カド番に追い込まれた依田名人は挽回することができず、史上3人目の5連覇はならなかった。これで七大タイトルは碁聖のみとなった。

 張名人の就位式は12月10日、東京都千代田区の東京会館で行われる。

張本因坊「難しいと思っていた」

 張本因坊は「難しいと思っていた。最後の秒読みの中で、お互いに間違いがあっ たと思う」と第6局を振り返り、七番勝負全体についても「内容的に負けていた。 とくに第4局は全然だめだった」と話した。名人位獲得については「まだちょっ と実感がない。今までどおり、一局一局を一生懸命にやっていきたい」と述べた。

依田名人「いいと思っていたが」

 依田名人は「(第6局は)ちょっといいのではないかと思っていたが、難しかっ た。4局目を負けたのがひどかった」と話した。

◇    ◇    ◇    ◇

本因坊、最後に勝運

 史上5人目の名人本因坊は坂田栄男23世本因坊、林海峰名誉天元、石田芳夫九段、趙治勲25世本因坊に並ぶ快挙。

 さらに林名誉天元は師匠で、師弟で名人になったのは初めてのことだ。

 第1局は終盤のヨセで間違えて逆転負けの黒星スタートだった。第2、4局で追いつき、岐路の第5局を制した勢いでビッグタイトルをもぎ取った。

 一方、第6局で惜敗し、史上3人目となる5連覇を逃した依田名人は「ちょっといいとは思っていたのだが、最後まで読み切れなかった」と悔しさを隠さなかった。

 解説の小林覚九段は「第6局は終始形勢が混沌(こんとん)とした白熱の名局。名人が右上の黒を取りにいっていれば勝つチャンスはあったが、最後は勝運が挑戦者にあったとしか言いようがない」と話した。

 持ち時間各8時間のうち、残り時間は両者とも1分だった。

(11/04 19:40)



黒141で形勢混沌

 名人の白140に対して、本因坊は手を抜き、中央黒141と迫った。左辺と、下辺に浮かんだ白の切断をみた手で、中央で黒が厚くなって大きなポイントを挙げた。

 検討室では、ここまで「やや白リード」と判断していたが、形勢は混沌としてきた。

(11/04 18:10)



白の強攻か、ヨセ勝負か

 名人は、中央で白124、126を利かしてから、右上を128と打って隅の黒の眼形を脅かした。本気の取りかけではなく、本因坊は黒129以下137と受けて生き形を得た。

 下辺白140は、コウに訴えて中央の大石を切断する怖い狙いも含んでいる。左辺黒とのからみで、白の強攻も考えられるが、検討室はヨセ勝負を予想。

(11/04 17:40)



名人、白122に53分 本局最長

 名人の白122には、本局最長となる53分が費やされた。

 黒125が打たれる直前、午後4時現在の両者の消費時間は、名人6時間44分、本因坊6時間42分と拮抗している。

(11/04 16:40)



局面は長期戦の様相

 昼の休憩にさしかかる少し前から、局面は一気に長期戦の様相になった。

 午後1時に再開し、下辺の差し手争いが一段落して、名人は左辺白120の大きなオサエに回った。左辺黒は、白にハネツがれると、白3子を取ってもコウ残り。本因坊は左下黒121と地で頑張って応じた。

 両者とも一手一手に惜しみなく時間を使っており、早い段階で秒読みに突入しそうだ。作り碁になれば終局は遅くなる可能性もある。

(11/04 16:10)



「対局中」の注意書き、会場に緊張感
第6局の対局が行われている「わかつき別邸」=伊東市湯田町で
第6局の対局が行われている「わかつき別邸」=伊東市湯田町で

 囲碁名人戦第6局が行われている静岡県伊東市の「わかつき別邸」は、温泉街に近い立地で、相模湾に注ぐ松川のほとりにある。大正から昭和にかけて活躍した若槻礼次郎元首相が晩年を過ごした邸宅で、現在は旅館として使われている。

 囲碁・将棋の棋戦にたびたび使われ、今年5月には朝日オープン将棋選手権の第4局も行われた。

 静かな環境の中、玄関先の「囲碁名人戦」の大きな立て看板と、テレビの衛星中継車が目立つ。ふらりとのぞきに来る人も多く、旅館側は「対局中です。ご静粛に」という注意書きを貼り出した。立て看板の前で記念撮影をしていた3人連れの観光客は「なんだか囲碁がうまくなった気がします」と笑顔だった。

(11/04 15:20)



細かいヨセ勝負か

 午前中は白104から険しい戦いに突入かと見られたが、黒109までで穏やかな分かれ。解説の小林覚九段は「黒101から白104まで気迫がぶつかったが、黒105が穏やかで戦いは避けられ、細かいヨセ勝負になりそうだ」と話した。

(11/04 13:25)



昼食休憩を経て再開
両対局者の昼食。わかつき湯けむりうどん(おろし、ゴマ、おかか、ネギ、スダチ入り)、ひじきごはん、小鉢(ナスの味噌炒め)、味噌汁(シャケの大漁汁)、お新香(キャベツの塩もみ)、プリンと大学イモのデザート。テーマは「身体に優しい昼食」
両対局者の昼食。わかつき湯けむりうどん(おろし、ゴマ、おかか、ネギ、スダチ入り)、ひじきごはん、小鉢(ナスの味噌炒め)、味噌汁(シャケの大漁汁)、お新香(キャベツの塩もみ)、プリンと大学イモのデザート。テーマは「身体に優しい昼食」

 第6局の2日目は、依田名人が110手目を考慮中に昼食休憩へ入り、午後1時に再開した。これまでの消費時間は依田名人が4時間55分、張本因坊が5時間31分。

(11/04 13:05)



下辺で激しい火花

 白98から攻防は下辺へ。本因坊が31分かけて黒101とツケると、名人は白102から104と石音を響かせて打ち下ろし、険しい戦いに突入した。

 解説の小林覚九段は「黒101は双方の石を重くする気迫の一手。対する白102、104も激しい反発。気迫がぶつかり、火花が散った局面」と話した。

(11/04 11:40)



焦点は左辺から下辺へ
立会人の片岡聡九段(中央)が示した封じ手を打つ張本因坊(左)と、受ける依田名人=午前9時過ぎ、静岡県伊東市の「わかつき別邸」で
立会人の片岡聡九段(中央)が示した封じ手を打つ張本因坊(左)と、受ける依田名人=午前9時過ぎ、静岡県伊東市の「わかつき別邸」で

 第29期囲碁名人戦七番勝負の第6局は4日午前9時、2日目を再開した。

 依田紀基名人と挑戦者の張栩本因坊が前日の86手までをゆっくり並べ直したところで、立会人の片岡聡九段が張本因坊の封じ手を読み上げた。封じ手黒87は左辺のツケ。検討陣は「この一手」と予想していた。

 ところが、続く名人の白88がやや意外な応手。検討陣から「ちょっと甘い感じだが」との感想が相次いだ。前日まで不安定だった左辺の黒は黒97まですんなりおさまり、白98から攻防は下辺に移った。

 解説の小林覚九段は「白88では95の位置の方が、黒の対応が難しかったのではないか。実戦の進行は左辺の黒を簡単に生かして、白が不満に見える。次の焦点は下辺の黒模様のまとまり具合。右上の黒も不安定だが、白からいきなり攻める手はなさそうだ」と話した。

(11/04 11:25)


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