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激しい攻防続く 囲碁名人戦七番勝負第3局第1日

2009年9月25日

図拡大<途中図>先番・張名人(85手まで)

 兵庫県宝塚市の宝塚ホテルで24日朝に始まった第34期囲碁名人戦七番勝負(朝日新聞社主催)の第3局は同日午後に戦いが下辺や中央に拡大し、午後5時35分、白番の挑戦者・井山裕太八段(20)が86手目を封じて1日目を終えた。持ち時間各8時間のうち消費は、張栩(ちょう・う)名人(29)が2時間56分、井山挑戦者が4時間39分。25日午前9時に再開し、夜までに決着する。

 1勝1敗で迎えた第3局の1日目は、序盤から戦いが途切れない激しい展開だった。名人が右上黒19と仕掛けて始まった午前中の戦いは、挑戦者が白26、28と反発して上辺黒をめぐるせめぎ合いへと発展した。

 午後に入ると今度は名人が黒45、47と厳しい手を繰り出して下辺白への攻めに転じ、挑戦者は白48から56まで下辺をしのいだ。白64に手を抜いて黒65に回ったのは名人の機敏な一手。挑戦者は白66とノビて右辺の黒地を破った。

 中央を黒75と手厚くツイだ名人に対して、挑戦者は白76と左辺へ先着。黒77から左下の形が決まり、黒85と下辺の白に圧力をかけたところで、挑戦者が次の手を封じた。

 解説の山田規三生(きみお)九段は「名人は下辺の白を攻めながらポイントを挙げようとしています。この攻防が終われば、第1局のようなヨセの難しい碁になりそうです」と話した。(深松真司)

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