2011年9月13日
井山裕太名人(22)に山下敬吾本因坊(33)が挑戦している第36期囲碁名人戦七番勝負(朝日新聞社主催)の第2局が14日、京都市左京区の国立京都国際会館で始まる。第1局に勝った山下本因坊が連勝するか、3連覇をめざす井山名人がタイに持ち込むか、注目の一番となる。
両対局者は13日、対局室を検分し、会館隣のホテルであった前夜祭に臨んだ。約140人のファンを前に、井山名人は「地元関西の応援を力に変え、精いっぱい頑張りたい」、山下本因坊は「先日、誕生日を迎えたので、井山さんから勝ち星というプレゼントをいただきたい」と意欲を見せた。
第2局は14日午前9時、名人の先番で開始。持ち時間各8時間の2日制で、15日夜までに決着する。立会人は坂口隆三九段。
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対局の模様はアサヒ・コムの囲碁のページ(http://www.asahi.com/igo/)で速報します。
大盤解説会を14、15日、国立京都国際会館で開きます。14日午後2時〜4時半、15日午後1時半〜3時半、6時〜終局。解説は瀬戸大樹七段、聞き手は井澤秋乃四段。定員130人。入場料1千円。