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< 第34期名人戦最終予選1組決勝  観戦記 >
黒 小県真樹  九段   対   白 柳 時熏  九段

 

手順前後

2009年1月7日

 午後7時を過ぎ、夜戦に突入している。

 黒75、77にツケノびると、小県は「厚くさせているだけじゃないか」とつぶやいた。局後、「弱い石にツケるなんておかしかった」と反省していたが、「上辺の白模様を消している意味もありますし、相場だと思います」と中野解説者。

 さて、問題の場面がやってきた。結論からいうと、白80が敗着となった。柳は「80では先に参考図の1と出るんだった。ひどいね」と吐き捨てた。白3の切りには黒4のカカエとなり、白13まで「中央の白がぷっくりして、一気に地が増え、細かい勝負になります。白aツケの狙いを嫌って、黒10でbなら白12。ヨセのうまいほうが勝つんでしょうね」と中野解説者。

 実戦は先に白80にボウシし、黒83のマガリに白84と出たのが最悪のタイミングだった。

(内藤由起子)

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