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< 第35期名人戦七番勝負第2局  観戦記 >
黒 井山裕太  名人   対   白 高尾紳路  挑戦者

 

熱いファン

2010年10月20日

【黒5目半勝ち】263手完

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 まずは宿題を。黒147(13の十五)、149と妥協せずに左辺白の取りかけを続行していたらどうだったか。

 結城「参考図の黒1から7で白の眼形を奪うことはできます。しかし白には10から中央黒との攻め合いに持ち込む手段がありました。黒11には露骨に白12、14と分断。白はこの攻め合いで1手以上は間違いなく勝てます」

 5目半まで差が開いたのは、挑戦者にミスがあったから。白218(15の十四)では下辺をAと止めているほうが大きい。それなら2目半ほどの差だったという。

 名人連勝となった初の愛媛対局。盤上も熱ければ見守るファンも熱かった。大盤解説会には平日にもかかわらず、100人を超えるファンが集まった。

(松浦孝仁)

 消費 黒:7時間56分 白:7時間59分 (持時間各8時間)

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