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< 第38期名人戦挑戦者決定リーグ戦第4局  観戦記 >
黒 井山 裕太  本因坊   -   白 溝上 知親  八段

 

五冠王の初戦

2013年2月7日

 日本棋院関西総本部の無量の間。開始10分前、井山裕太が早々と着座した。手ぬぐいで碁盤を拭き清める。静かで穏やかな表情だ。

 2012年の囲碁界は、井山を中心に回った。七大タイトル戦の五つを制し、史上2人目の五冠を達成。昨年12月20日に打たれた本局は飛躍の年の仕事納めであり、名人再挑戦への初戦でもあった。

 前期リーグは挑戦者決定プレーオフで羽根直樹に敗れ、あと一歩で挑戦を逃した。さぞ心残りだったのだろう。今期開幕前の「初戦から全力で」との言葉に気迫がこもる。

 開始1分前、溝上知親が涼やかな顔で入室した。4期連続5回目のリーグ。初めて入ったのが第28期だから、ちょうど10年になる。

 こちらも昨年は好調だった。4月に棋聖戦リーグ入りも決め、7〜11月には公式戦12連勝。「今の調子の良さを生かしたい」と自信をのぞかせる。

 黒1、3、5の中国流は最近、中国や韓国の棋士に多いという。黒模様を制限する白6に手を抜いたのは井山の趣向の一手だ。そして白10に黒11ツケ。

 「早くも仕掛けました。黒はAとカケたいが、白B、黒C、白Dと出切られて戦いになると、白10があるので黒は怖い。黒11に白Eと受ければ、今度は11が援軍になって戦えるという考えです」と解説の山田規三生九段。

 井山、序盤早々から意欲的だ。

(深松真司)

 消費 黒:23分 白:24分 (持時間各5時間)

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