メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

02月21日朝日新聞デジタル朝刊記事一覧へ(朝5時更新)

新着記事一覧へ

このエントリーをはてなブックマークに追加
mixiチェック

< 第38期名人戦挑戦者決定リーグ戦第11局  観戦記 >
黒 張 栩  棋聖   -   白 結城 聡  九段

 

タブーがない

2013年3月28日

 碁は難しいと書いたら、何をいまさらと読者に笑われるかもしれない。しかし本局から受けた第一印象は、やはり難しいだった。

 何が現代碁を難しくしたのか。盤上のタブーが極端に少なくなったからではないか。たとえば左上白10とハサんだところ。立会人の石榑郁郎九段は「私らは続いて白Aとツケられてはいけないと教わったのですが、いまは平気で手を抜く。何でもありなんですね」と語る。そう、何でもありが碁を複雑にし、難しくしているのだと思う。必然的に序盤から険しくなろうというものだ。

 2月14日の対局。ともに手あきがあり、これがリーグ2戦目。張栩は棋聖戦七番勝負の合間、結城聡は十段戦五番勝負を前にしての重要な一番だった。

 気になる左上は黒が手を抜き、右上11の切り。解説の小林覚九段いわく、「白12あるいは14でAとツケれば、黒14のカカエでしょう。白がもう一手22と加えたとして、まったく互角と思います」。

 白14、16なら黒17と動き出す手順である。前例があるようで見たことのない序盤戦。黒19と浮かんだのは張の新工夫といっていいだろう。その19はノータイムの産物。17に6分考え、予定の行動だったが、相変わらずの早打ちだ。

 白20と押し、22と根拠を奪った場面で、読者が黒ならどう打たれますか?

(春秋子)

 消費 黒:17分 白:47分 (持時間各5時間)

[次の譜へ]

検索フォーム

  • ねっとde碁
  • ねっとde碁
  • 名人戦名局百選

囲碁グッズ

注目コンテンツ

  • 写真

    【&BAZAAR】気になったら即吸引!

    超スリムスタイルの掃除機

  • 写真

    【&TRAVEL】「赤い宝石」を狙って海へ

    太公望のわくわく

  • 写真

    【&M】「白岩玄×武田砂鉄」対談

    会社で守られる男のプライド

  • 写真

    【&w】夢とテレパシーは関係ある?

    野村友里×UA 往復書簡

  • 写真

    好書好日20年ぶり、日本映画に参加

    ワダエミ、衣装に込めた思い

  • 写真

    WEBRONZA改憲で自衛隊員は増えるか?

    今日の編集長おすすめ記事

  • 写真

    アエラスタイルマガジン10年付き合える服とは?

    ゆとり世代が作る「10YC」

  • 写真

    T JAPAN『女王陛下のお気に入り』に主演

    女優エマ・ストーン独占インタビュー!

  • 写真

    GLOBE+歌姫のタトゥーに学ぶこと

    サンドラ・ヘフェリンさんの眼

  • 写真

    sippo犬猫のためのボランティア

    活動いろいろ、無理せずに

  • 働き方・就活

  • 転職情報 朝日求人ウェブ