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< 第38期名人戦挑戦者決定リーグ戦第15局  観戦記 >
黒 結城 聡  九段   -   白 井山 裕太  本因坊

 

3日ぶり

2013年4月25日

 井山裕太(23)と結城聡(41)。最近、よく当たる2人である。

 井山十段に結城が挑戦している十段戦五番勝負。そして結城が2連覇を決めたNHK杯の決勝。世代の大きく離れた両者が頂上対決を繰り返すのは、40歳を過ぎても第一線で活躍する結城の頑張りがあるからこそだ。

 3月9日、大阪・日本棋院関西総本部。つい3日前に十段戦第1局を戦ったばかりの両者が名人戦リーグの舞台で相まみえた。井山が翌週に棋聖戦七番勝負第6局を控えていたため、異例の土曜対局が組まれた。

 こんな短期間での再戦なんて互いに顔も見たくないのでは。特に負けている方は。

 はたして、十段戦第1局で敗れた結城は、3日前の第一着小目ではなく、黒1の右上星を選んだ。結城が名人戦リーグで第一着を星に打つのは久しぶり。やはり、少し気分を変えたかったのだろう。

 右下、黒7の二間ガカリに井山が白8から地を稼ぎ、結城はまっすぐ黒13までノビる。下辺にできた黒の勢力圏に井山は白14と変則的にカカった。

 じっくり29分を費やした黒15のハサミに、井山は白16、18とツケ切り、20とアテた。

 ここから、「二子にして捨てよ」の格言通り打てば、数手後までの想定図を思い浮かべるのは、さほど難しくない。しかし、そうはならなかった。

(伊藤衆生)

 消費 黒:42分 白:33分 (持時間各5時間)

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