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< 第38期名人戦挑戦者決定リーグ戦第16局  観戦記 >
黒 村川 大介  七段   -   白 坂井 秀至  八段

 

乗れない原因

2013年5月2日

 3月14日、木曜の朝は閑散としていた。関西棋院の手合日は水曜が基本だからだ。坂井と村川はともに同棋院所属だが、リーグは日本棋院のルールに準じて木曜日に打たれる。

 村川は10分前に「吉祥の間」の下座につき、目を閉じて待つ。坂井が座ると同時に定刻になり、チャイムが鳴り終わらないうちに白2まで進んだ。

 黒が7とシマると白も8とシマる。黒9からお互い自陣を広げ大場を占め合う。黒15はこの一手。落ち着いた立ち上がりだ。

 解説は苑田勇一九段。「黒17で布石は終わりです。ここで白Aのツメは黒Bと換わっていいかどうか難しい。実戦のように、白18と下辺に打ち込むところでしょうね」

 白20のツケに黒21とノビたのは好手。ノビずに黒22とハネるのは白Cとハネ返され、白に調子がつく。続いて黒Dとノビると白Eのハネがぴったり。黒Fの切り以下符号順に白Iのケイマまで、これは白まあまあのさばきだという。

 坂井は白22と力強くソイ上げたが、白25と軽くケイマするのもあった。村川は黒23、25と圧力をかける。

 坂井は2期ぶりのリーグ復帰。しかし、まだ勝ち星がない。調子に乗れない原因の一端が、この後の変化に表れることになる。

 次の白はどう打つべきだろうか。坂井の選択に検討陣は首をかしげた。

(内藤由起子)

 消費 黒:49分 白:30分 (持時間各5時間)

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