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< 第38期名人戦挑戦者決定リーグ戦第23局  観戦記 >
黒 村川大介  七段   -   白高尾紳路  九段

 

あっさり

2013年6月20日

 「本因坊道策先生のよう」との声も出た高尾の一手からの進行は白48で一段落した。外野席の大好評とは裏腹に、対局者は白よしと見なかった。

 「うれしい分かれではなかった」と高尾がいえば、村川は「二つの△が▲と交換して悪手になっているので、黒が得をしたかと」と語り、高尾も同意した。碁は難しいものだ。善悪の判断さえ逆になるのだから。宮沢解説者は提案する。

 「村川くんは黒よしと見て、黒47とあっさり決めたのでしょう。もっとしつこく、参考図の黒1、3と動き出すことも可能でした」

 続いて白4には黒5とブツカり、15までの面白い変化になる。黒二子は取られたものの、中央が猛烈に厚く、譜の白68が決行しにくいのが黒の自慢だ。

 黒47はノータイム。図のしつこい行き方は好みではないのかもしれない。

 黒49からは定石のやり直し。白66までで左辺と左上が確定し、残るは右辺。黒67がくると、白68は逃せない。黒69とワタリを止めれば、白76までは動かせぬ運びだ。

 黒の荒らされ損ではない。黒77とツメて隅にプレッシャーをかけ、どれだけ寄りつけるか。

(春秋子)

 消費 黒:2時間7分 白:2時間16分 (持時間各5時間)

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