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< 第38期名人戦挑戦者決定リーグ戦第23局  観戦記 >
黒 村川大介  七段   -   白高尾紳路  九段

 

大難問

2013年6月20日

 村川は東京での対局がふえ、移動が楽なようにと、市ケ谷の日本棋院からそう遠くない京王線下北沢駅近くに部屋を借りた。

 理由なしに下北沢を選んだのではない。ここに高尾を中心とする研究会がある。そう、村川は関西棋院の研究会と井山研究会のほかに高尾の研究会の一員でもある。対局以外は毎日が研究会のようなもの。この熱心さが好調村川を支えている。

 黒77とツメ、次なる狙いはAの置き。これを食ってはひとたまりもないので、白78以下はその備えである。ただし高尾は100までの進行に満足したわけではなかった。

 まず白86。「白Bに打ち込んで、にぎやかにやるのだったか」という。

 続いて白92。「ゴミみたいなところを打ってる。Cと備えるくらいか」と吐き捨てた。黒93以下、先手で生きられたのが気に入らないのだろう。もっとも、白Dが利いて隅の生きが保証され、白は堅実そのものと賛同する意見もあった。

 ここまで、記者はあえて形勢に言及しなかった。形勢判断が難しいうえに、中央や右辺の決まりがつかないことには何ともいえないからだ。

 さて、黒101とトビ出し、白102とカドに行っていっぱいに頑張った場面。あと数手で本当の形勢が明らかになる。大難問の黒の次の一手を考えていただこう。

(春秋子)

 消費 黒:3時間20分 白:3時間5分 (持時間各5時間)

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