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< 第38期名人戦挑戦者決定リーグ戦第23局  観戦記 >
黒 村川大介  七段   -   白高尾紳路  九段

 

望みをつなぐ

2013年6月20日

【白中押し勝ち】172手完

 勝負が実質的についてからは、白のほうが損をしたらしい。たとえば白140(10の七)。俗に白143(10の六)、黒140と決め、白Aがまさったという。それでも白170(19の九)と生きては盤面でもどうかの形勢である。

 本局は分からないことばかりだ。白38(14の十三)が本因坊道策ばりの好手か、あるいは打ちすぎなのか。外野席とは逆に、両対局者は否定的だったので、おそらく好手ではないのだろう。しかしその後は、いつの間にか黒の奮闘を要する形勢となった。どうしてなのか、高尾の感想がヒントになると思う。

 「黒63(2の八)ときちんとやらずに、参考図の黒1を予想していた。白2くらいだから、黒3とツメれば、白aは狙いにくい」

 白38や黒63、さらに宮沢吾朗解説者が異議をとなえた黒103(12の十二)の周辺は、下北沢の研究会で解明されるはずだ。

 高尾は他力頼みながら、挑戦に望みをつないだ。3敗目を喫した村川は、リーグ残留をめざして厳しい戦いが続く。

(春秋子)

 消費 黒:4時間57分 白:4時間48分 (持時間各5時間)

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