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< 第38期名人戦挑戦者決定リーグ戦第30局  観戦記 >
黒 坂井 秀至  八段   -   白 羽根 直樹  九段

 

思い出せない

2013年8月15日

 前局で痛い2敗目を喫した羽根は、他力ながらリーグ優勝の可能性を残している。今月4日、2期連続挑戦のためには絶対に負けられない一局を迎えた。

 日本棋院中部総本部「祥雲の間」。羽根が盤を拭き清めた頃、坂井が対局室に姿を見せた。いつも測ったように1分前に着座するのが坂井のスタイルだ。こちらはすでに陥落が決まっているが、1勝だけで今期を終えるのはつらい。両者の気合がかみあったのか、序盤から難解な読み合いになった。

 右下黒11、13に白14のツケは最近の主流。黒15以下に羽根は白28とトンだ。難解な変化に進む要注意の一手。羽根は昨年の名人戦七番勝負でもこのトビを打っている。

 ここで坂井が黒29とオサえたのが珍しい。ノータイムでの決断だった。よくあるのは黒A、白B、黒C、白D、黒Eの進行だ。

 感想戦のやりとりがおもしろかった。解説の彦坂直人九段が「29とオサえた実戦例はあるのかな」と聞くと、坂井は「2、3回見たことあります。羽根さんも打たれたことがあったでしょ。高尾紳路さんとの本因坊戦リーグで」。ところが羽根は首をひねりながら、「全く忘れていました。きょう打たれても思い出せなかった」。

 坂井はその羽根―高尾戦を研究したときから打ってみたい手があったという。その構想とは。

(内藤由起子)

 消費 黒:25分 白:16分 (持時間各5時間)

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