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< 第38期名人戦七番勝負第4局  観戦記 >
黒 山下敬吾  名人  対   白 井山裕太  挑戦者

 

注文をはずす

2013年11月22日

 第3局、両者は大きなミスがあった。読者の皆さんも驚かれたのではないか。

 特に負けた名人のほうがダメージが残っただろう。棋士は誰もがいい棋譜を残したいと思っている。ただでさえミスはつらいのに、あんな単純なダメ詰まりに気づかなかった。極限状態では信じられない悪手を打ってしまう。名人も人の子だと思った。第3局からおよそ2週間。気持ちの切り替えができただろうか。

 名人1勝のあと挑戦者が連勝して迎えた第4局の舞台は、福岡市中央区の高台にある「アゴーラ福岡山の上ホテル&スパ」。緑に囲まれたホテルの対局室からは市街地が見下ろせる。

 10月9日午前9時、立会人の大竹英雄名誉碁聖が開始を告げる。名人は口元にぐっと力を入れ、20秒ほどたってから、第一着を打ちつけた。

 今年、名人の黒番二連星は珍しい。黒を持った時はほとんど、星と小目を組み合わせる布陣だった。流れを変えたいという思いの表れだろうか。

 挑戦者は白2、4と向かい小目を選ぶ。

 白6のツケに対し、黒はAからナダれるのではなく、素直に7とオサえた。左下へのカカリが大きいからだ。

 黒9のカケツギに手を抜き、白は10のシマリへ。「黒の注文をはずしましたね」と解説の高尾紳路九段。

(内藤由起子)

 消費 黒:27分 白:19分 (持時間各8時間)

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