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 本日から7月31日に行われた最終一斉対局の模様をお届けする。全4局は以下の通り。山下敬吾(6勝1敗)―村川大介(2勝5敗)▽河野臨(5勝2敗)―張栩(5勝2敗)▽羽根直樹(4勝3敗)―高尾紳路(4勝3敗)▽結城聡(1勝6敗)―柳時熏(3勝4敗)。黄翊祖(2勝6敗)は全対局を終え、結城とともにリーグ落ちが決まっている。

 挑戦者は首位の山下と、2位タイの河野、張にしぼられている。山下は勝てば挑戦権獲得。負けると河野―張戦の勝者とのプレーオフにまわる。4勝3敗の羽根と高尾は残留が決まっており、来期のリーグ戦序列順位をかけた戦いだ。

 さて本局。柳は勝てば残留、負けても村川に黒星がつけばリーグに残れる。ただし柳はリーグ新参加のため、序列は前期残留組の村川が上。この碁を落として村川が勝つと同星ながら陥落となる。

 左下隅が空いたまま手順が進む風景はなんだか新鮮に見える。右辺白8のカケツギから10、12の構えは、このところよく見かけるようになった。

 先に仕掛けたのは柳だった。左上に黒13と入り込み、15、17の切り違いを選択。狙いは明らかだ。白20とカカえさせての黒21。そう、シチョウアタリだ。黒23と連打すれば白陣は真っ二つ。立ち上がり早々、強烈なパンチが入ったと思われたのだが……。

(松浦孝仁)

 消費 黒:1時間7分 白:56分 (持時間各5時間)

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