【黒4目半勝ち】323手完

棋譜棋譜画像(クリックすると拡大します)

[PR]

 7月31日、最終一斉対局の最後の一戦。共に挑戦の目はなく、残留が決まっている。

 この日の名古屋は最高気温36・1度の猛暑日。日本棋院中部総本部で打たれた碁は、外の熱を盤上に持ち込んだような、300手を超す熱戦になった。

 コウを絡めた下辺での折衝の末、まず羽根がリードを奪った。だがミスが出て逆転した。高尾は「黒153(7の四)に白154(6の三)ではなく、手を抜いて白166(3の十一)などと左辺に先行していれば、白がはっきり良かった」と振り返る。局後、羽根は「正しく打てばいい気がしたが」と首をひねった。終局は4局中最も遅い午後10時58分。

 高尾は2勝3敗からの3連勝でフィニッシュ。勝ち越しはしたが、挑戦権争いには絡めなかった。「今期は内容が悪く、途中はリーグから落ちるかと思った。来期は気を引き締めて、開幕を迎えたい」

(村瀬信也)

 消費 黒:4時間58分 白:4時間59分 (持時間各5時間)