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 △の段違いを突く黒45は打ってみたいところである。白50のハネ一本が大切な手。単に52とオサえるのは黒53のツケから分断され、白が苦しい。「実戦の切断は黒のダメが詰まっている。少し嫌な感じ」と内田解説者。

 白56とツガれ、黒の着手は二択だ。穏やかなのは黒59のノビ。対して余は白Aの予定だった。「続いて黒72、白B、黒C、白D、黒E、白57、黒Fと取らされるのは黒が物足りない」と内田解説者。選択肢があるといっても黒57と押すしかないようだ。

 白は58と切る。河野は黒63のハネを後悔した。「参考図黒1のノビが自然。図なら中央へ向かって黒石がいっぱいに働いています」と内田解説者。河野は自ら「マニアック」と評した。実戦は黒G、白Hが約束されているので上辺に関してカライが「足は遅いし(石がダブっていて)無駄に厚い」。

 白70が絶好点で、左上から左下がそっくり白地といってもいい状態。しかも先手となれば明らかに白成功だ。

 余は白74の消しに向かった。

(琴棋庵)

 消費 黒:2時間30分 白:2時間26分 (持時間各5時間)

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