【白1目半勝ち】233手完

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 やり残した宿題が二つある。まずは敗着になりかねなかった白100(9の九)から。黄に一つ、読み落としがあったのが原因だ。

 参考図の白1とおとなしく受けておいて問題なかった。黒4から8は黒の権利。ここで白9が盤中最大だ。

 大矢「黒10には白11が好手。白13までの規模で白地がまとまれば優勢をキープできました。黄さんは白11ではaしかないと思い込み、実戦の白100で勝負に出たのです」

 図の黒10に白aは黒12、白13の準備工作から黒bが強烈。cに切られると左辺白が取られるため、白d、黒e、白11と応じる一手だ。すると黒fのツケが生じる。上辺白地はガラガラだ。

 もう一つは白108(16の八)について。これで白114(10の七)以下中央を囲うのは、黒A、白191(14の九)、黒B、白C、黒108が大きい。一路下の黒165(16の九)の切りと192(13の九)からの出切りを両にらみにされる。

(松浦孝仁)

 消費 黒:4時間59分 白:4時間59分 (持時間各5時間)