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 羽根は第40期から3期連続してリーグから陥落し、翌期に即復帰というかなり珍しい記録をつくった。今期は開幕戦で張栩に敗れたあと4連勝して挑戦権レースを盛り上げ、残留を果たした。ここ数年の悔しさを晴らし、来期の目標は第37期以来の挑戦だろう。

 白38の出が思いのほか強烈だった。黒41に白42、44と村川はさらに左辺を豊かにする。

 羽根は黒45とアテて白の全滅を狙う。続いて参考図1の白1なら黒2、4が成立。白7、9と粘っても黒12まで白のツブレだ。このあと白aは黒bからの渡りがある。また、黒12に白bは黒cで攻め合いは黒の勝ちだ。

 小松「白46が好手でした。参考図2の黒1にサガる形ですが、今度は白2から8が決め手になります。黒9に白10のサガリでゲームセットです」

 羽根はやむなく黒47の抜きへ。しかし白48と二子を制されては大きく形勢を損じた。

 「黒43はAのカタツギしかなかった」と羽根。最終譜で詳しく触れる。

(松浦孝仁)

 消費 黒:2時間12分 白:2時間6分 (持時間各5時間)

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